畑の水は例年では5月中に終わっていたのですが、今年は途中の道が災害で完全に落ちてることもあり、水源地までいけませんでした。
今日は落ちた道路の下まで降りていき、また上がって、高度1800近くの水源地まで行きました。
畑から水源地までは約5キロ、山中を延々とパイプで引いてきてます。
途中まで水は来たのですが、パイプが抜けてたので、2日後に再度パイプの接続のために山に行かなければならなくなりました。
途中で聞いた話ですが、昔はふりだしの周りにある田んぼに水を引くのに今の水源地と同じ沢から水を引いてたそうです。
田んぼまでの水路を掃除して、破損個所を直したりするのに6日もかかってたそうです。
昔の人たちは本当に大変な思いをして田んぼを維持してたわけです。
昔は車がなかったので水源地まで往復するだけで1日が終わっていたと思われます。
10キロ近くある水路を維持するのにどんなに大変だったかは想像できます。
それに比べるとまだ楽なんですが、それでも水源地までの山道は普通の人には行けない傾斜です。
ふりだしの実習生も過去にたくさんの人が行ってますが、いけなかった人もたくさんいます。
田んぼと畑の作業は遅れに遅れてます。
畑は収入のメインですので手は抜けません。
結局田んぼの方があおりを受けて、仕事は進みません。
多分初めて1回目の除草も終わらない可能性が出てきました。
げたも体力が落ちてるので田車はきついのです。
途中で機械式田車のミニエースに代わり、縦のラインは終わったのですが、横のラインは中野式でしかできません、問題は縦の倍時間がかかることです。
縦のラインは普通畝間と言います、横は株間です。
春に遅れた作業が今でも回復しません、遅れれば遅れるほど仕事は増えるのです、そしてまた仕事は遅れるのです。