大雪です。
と言っても4-5年前まではこんなのは普通だったのですが、4-5年でも雪がないとそれに慣れてしまってたので、いろいろ大変です。
まず山に入れなくなったので、薪の材料の丸太を切りだせなくなりました。
まだ7割くらいしか集まってません。
お茶の木が雪の重みで倒れて、根元から裂けてる株がたくさん出ました。
ふりだしのお茶の木は、多分日本で一番高度が高いところにあるお茶の木です。
たぶん一番寒いところにあるお茶の木でもあります。
20年近くほぼお茶摘みもせず、ひたすら伸ばしてきました。
高さは1メーター近くまでなったのですが、枝が細いのです。
そのため雪に埋まってしまい、尚且つ重みで枝分かれしてるところから裂けてしまいました。
この木がこの後どうなるかはわかりません。
枯れることはないとは思いますが、このダメージがどのような影響があるのかは不明です。
普通だと木は裂けると枯れてしまいます。
1本だけ別の所にお茶の木があります。
このお茶の木は横にあるグミが大きくなって、普段は木の下で成長も遅いのですが、このお茶の木はダメージ無しです。
雪はグミの木で止まって、細かくなって下に落ちるので、木は雪に埋もれなかったのです。
条件が悪いところでいつもはかわいそうだなと思ってましたが、こうなってみると何が吉と出るか分からないという、まるで人生のような結果です。
他にも多くの冬にも葉っぱがある木はダメージを受けてます。
薪割りは屋根の下でできるようになってるので、手で割ってます。
新しいヒノキはよく割れます。
薪割りは出来れば生の時に割るとよく割れます。
木は乾いてくると倍以上に固くなります。
針葉樹はもともと割れやすいのです。
広葉樹の枝の部分なんかは、まず手では割れません。
機械はすごいですよ、どんなに割れにくい木でもどんどん割っていきます。
長年手で薪を割っていたので、機械導入初年度は、それまで手で割れない丸太がたくさん残ってたのですが、ほぼすべて機械は割ってくれました。
悔しいですが、人間は機械には勝てません。